理想の睡眠『5条件』で、心臓病リスクが35%減
UKバイオバンク38.5万人を約8.5年追跡。健康な睡眠5条件をすべて満たす人は、心血管疾患リスクが約35%低かった。観察研究で因果ではない。
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UKバイオバンク38.5万人を約8.5年追跡。健康な睡眠5条件をすべて満たす人は、心血管疾患リスクが約35%低かった。観察研究で因果ではない。
“睡眠の質”を5つでチェック
「よく眠る」と一口に言っても、何が「良い睡眠」なのか。大規模研究は、5つの条件で睡眠の健康度をスコア化し、心臓との関係を調べました。
健康な睡眠の5条件
1. 朝型(早寝早起き寄り)2. 7〜8時間の睡眠3. 不眠がない4. いびきがない5. 日中に強い眠気がない
何がわかったのか
UKバイオバンクの38万5千人を、中央値8.5年追跡した結果です。
- 5条件をすべて満たす人は、ほとんど満たさない人より心血管疾患リスクが約35%低い
- 条件を満たす数が多いほどリスクが下がる傾向
「長さ」だけでなく、寝つき・いびき・日中の眠気まで含めた“総合的な睡眠の質”が、心臓の健康と関わっていました。
ただし、冷静に受け止めたい
睡眠は自己申告で、これは観察研究です。よく眠れる人は食事や運動も整っている傾向があり、睡眠だけの効果とは言い切れません。とはいえ、5条件は生活で改善できるものばかり。寝る時間を整える・いびきや日中の眠気を放置しない——できるところから見直す価値はありそうです。
*出典:Fan et al, Eur Heart J, 2020. 本記事は研究の紹介であり、医療アドバイスではありません。*
SOURCE / 出典・論文情報
Fan et al, Eur Heart J 2020 / DOI: 10.1093/eurheartj/ehz849