発酵食品を増やすと、腸はどう変わる?
健康な大人を、発酵食品を増やす食事と食物繊維を増やす食事に各18人ずつランダムに割り付け、17週間追跡。発酵食品グループでは腸内細菌の多様性が着実に増え、複数の炎症指標が低下した。食物繊維グループでは多様性はほぼ変わらず
発酵食品を増やすと、腸はどう変わる?
何がわかったのか
健康な大人を、発酵食品を増やす食事と食物繊維を増やす食事に各18人ずつランダムに割り付け、17週間追跡。発酵食品グループでは腸内細菌の多様性が着実に増え、複数の炎症指標が低下した。食物繊維グループでは多様性はほぼ変わらず、ベースの腸内環境に応じて3通りの免疫反応がみられた。
- 発酵食品が多様な菌を運び込む
- 菌のエサと刺激で腸内環境が動く
- 多様性が増えると炎症が落ち着きやすい
- もともとの腸内環境で反応に個人差
ただし、冷静に受け止めたい
健康な大人を各群18人だけ調べた小規模研究。見ているのは多様性や炎症指標で、特定の病気が治ると示したわけではない。
- 各群18人だけの小さな研究です
- 健康な大人が対象です
- 多様性や炎症の指標の話で、病気が治る証明ではありません
つまりヨーグルトや納豆、キムチなどの発酵食品は、腸活の心強い味方かも
*出典:Wastyk et al, Cell 2021(DOI: 10.1016/j.cell.2021.06.019) 本記事は研究の紹介であり、医療アドバイスではありません。*
SOURCE / 出典・論文情報
Wastyk et al, Cell 2021 / DOI: 10.1016/j.cell.2021.06.019