親が口にした人工甘味料、その“不安”が孫の代まで?(マウス)
C57BL/6マウスにFDA推奨上限の約8〜15%にあたるアスパルテーム入りの水を与えると、オス・メスとも不安様行動が増加。脳の扁桃体でグルタミン酸・GABA系の遺伝子発現が変化し、興奮側に傾いた。抗不安薬ジアゼパムで軽
ダイエット飲料の不安が、孫まで遺伝!?
何がわかったのか
C57BL/6マウスにFDA推奨上限の約8〜15%にあたるアスパルテーム入りの水を与えると、オス・メスとも不安様行動が増加。脳の扁桃体でグルタミン酸・GABA系の遺伝子発現が変化し、興奮側に傾いた。抗不安薬ジアゼパムで軽減。さらにこの不安傾向と脳の変化が、暴露したオスの子・孫の2世代先まで伝わった。
- 脳の扁桃体が興奮側に傾いた
- グルタミン酸とGABAのバランスが変化
- 抗不安薬で行動がやわらいだ
- 精子を介した世代間の伝達が示唆
ただし、冷静に受け止めたい
これはマウスの研究で、ヒトでそのまま同じことが起きるとは限りません。量や世代を超えて伝わる仕組みも、さらなる検証が必要です。
- これはマウスの研究です
- ヒトでそのまま起きるとは限りません
- 量や遺伝の仕組みは今後の検証が必要
与えた量はFDA上限のごく一部。気になる結果ですが、まずはマウスの話として冷静に
*出典:Jones et al, Proc Natl Acad Sci U S A 2022(DOI: 10.1073/pnas.2213120119) 本記事は研究の紹介であり、医療アドバイスではありません。*
SOURCE / 出典・論文情報
Jones et al, Proc Natl Acad Sci U S A 2022 / DOI: 10.1073/pnas.2213120119