楽器を弾く人は、認知症が64%も少なかった?
コホート2本と双子研究1本、計3本を束ねた系統的レビュー。双子研究では楽器演奏者は認知症や軽度認知障害が約64%少なく(性・教育・運動を調整)、コホートのメタ解析でも認知症が約59%減と、いずれも大きな保護効果がみられた
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コホート2本と双子研究1本、計3本を束ねた系統的レビュー。双子研究では楽器演奏者は認知症や軽度認知障害が約64%少なく(性・教育・運動を調整)、コホートのメタ解析でも認知症が約59%減と、いずれも大きな保護効果がみられた
楽器を弾く人は認知症が少ないかも!?
何がわかったのか
コホート2本と双子研究1本、計3本を束ねた系統的レビュー。双子研究では楽器演奏者は認知症や軽度認知障害が約64%少なく(性・教育・運動を調整)、コホートのメタ解析でも認知症が約59%減と、いずれも大きな保護効果がみられた。
- 演奏で複数の脳領域を同時に使う
- 指先と聴覚を細かく連動させる
- 新しい曲を覚えることで脳が刺激される
- 音楽でストレスがやわらぐ
ただし、冷静に受け止めたい
統合できた研究は3本のみでサンプルも小さい観察研究。認知機能が落ちて弾かなくなる逆因果の可能性も残り、原因とは断定できません。
- この研究は観察研究です
- 統合できた研究は3本のみでサンプルも小さめです
- 認知機能が落ちて弾かなくなる逆因果の可能性も残ります
それでも、「楽器と認知症リスクの低さ」につながりがあるかもしれないと示した興味深い研究です
*出典:Walsh et al, Aging Ment Health 2019(DOI: 10.1080/13607863.2019.1699019) 本記事は研究の紹介であり、医療アドバイスではありません。*
SOURCE / 出典・論文情報
Walsh et al, Aging Ment Health 2019 / DOI: 10.1080/13607863.2019.1699019