カフェイン量は同じなのに、エナドリだけ心電図が乱れた!?
健常な若者18人を対象にした二重盲検クロスオーバーRCT。エナジードリンク946mlと、同じ320mgのカフェインを含む対照飲料を飲み比べたところ、2時間後の心電図QTc(心臓の電気的回復時間)の変化がエナドリ群で有意に
カフェイン量は同じなのに、エナドリだけ心電図が乱れた!?
何がわかったのか
健常な若者18人を対象にした二重盲検クロスオーバーRCT。エナジードリンク946mlと、同じ320mgのカフェインを含む対照飲料を飲み比べたところ、2時間後の心電図QTc(心臓の電気的回復時間)の変化がエナドリ群で有意に大きかった(エナドリ +0.44ms vs カフェインのみ −10.4ms, p=0.02)。収縮期血圧も6時間後にエナドリ群で有意に高く(+4.72 vs +0.83mmHg)、カフェイン以外の成分の関与が示唆された。
- 2時間後のQTcがエナドリ群で有意に増大
- 6時間後の収縮期血圧も +4.72 vs +0.83mmHg
- カフェインは両群とも同じ320mg
- カフェイン以外の成分の関与が示唆された
ただし、冷静に受け止めたい
被験者は18人と小規模で、QTcの差自体は小さく、臨床的な意味はさらなる検証が必要です。また、どの非カフェイン成分が関与したのかも特定できていません。
- 被験者は18人と小規模です
- QTcの差自体は小さく臨床的な意味は要検証
- どの非カフェイン成分が効いたかは未特定
同じカフェイン量でも差が出たのは気になるところ。でもまずは少人数の研究として冷静に
*出典:Fletcher et al, J Am Heart Assoc 2017(DOI: 10.1161/JAHA.116.004448) 本記事は研究の紹介であり、医療アドバイスではありません。*
SOURCE / 出典・論文情報
Fletcher et al, J Am Heart Assoc 2017 / DOI: 10.1161/JAHA.116.004448