2026年6月21日 (日)
医学トリビア研究所Medical Trivia Lab
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健康・医療

多くの動物が持つ「ペニスの骨」、ヒトだけ進化でゼロ本になった?

ベイズ系統解析で哺乳類の陰茎骨(バキュラム)の進化を復元。哺乳類の共通祖先には陰茎骨が無く、霊長類と食肉類の祖先では存在した。精巣重量と骨の長さに関係はなく、交尾時間が長いほど、また多夫多妻・季節繁殖の種ほど陰茎骨が長か

多くの動物が持つ「ペニスの骨」、ヒトだけ進化でゼロ本になった?

ヒトだけ進化の途中で“ある骨”を失っていた

何がわかったのか

ベイズ系統解析で哺乳類の陰茎骨(バキュラム)の進化を復元。哺乳類の共通祖先には陰茎骨が無く、霊長類と食肉類の祖先では存在した。精巣重量と骨の長さに関係はなく、交尾時間が長いほど、また多夫多妻・季節繁殖の種ほど陰茎骨が長かった。交尾が短いヒトは骨を失っている。

  • ⏱ 1回の交尾が長い種ほど骨が長い傾向
  • 霊長類と食肉類の祖先には骨があった
  • 多夫多妻・季節繁殖の種で長くなりやすい
  • 交尾が短いヒトでは骨が消えたのかも

ただし、冷静に受け止めたい

化石ではなく現生種から進化を推定する系統解析で、交尾時間と骨の長さの関係は相関。ヒトが骨を失った直接の理由までは断定できない。

  • 化石ではなく現生種から推定した系統解析です
  • 交尾時間と骨の長さの関係は相関です
  • ヒトが失った直接の理由までは断定できません

あって当たり前の骨が、ヒトでは消えている。進化の不思議ですね


*出典:Brindle et al, Proc Biol Sci 2016(DOI: 10.1098/rspb.2016.1736) 本記事は研究の紹介であり、医療アドバイスではありません。*

SOURCE / 出典・論文情報
Brindle et al, Proc Biol Sci 2016 / DOI: 10.1098/rspb.2016.1736
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